留学 国際コミュニケーションコース 地域共生学科

中国留学:長船美月

国際コミュニケーション学科 長船美月

休学した理由

私が1年間休学した理由には、主に2つあります。1つ目は1年前2年生になった際に、「中国語を使う仕事に就きたい!」と漠然とした希望はあったものの、いざ就職活動を始めなければならない、自分の将来について考えなければならなくなった時に、自分の今の語学力では足りないと感じたからです。

私は1年生のギャップターム期間に3ヶ月間中国へ留学しました。帰国後、汉语水平考试(HSK)4級に合格することもでき、自分の成長を感じました。しかし、その成長は全く喋れない状態から基礎までのレベルだったため、仕事に活かすとなるともっと勉強する期間が必要でした。もうひとつは3ヶ月間の留学が自分にとって、とても楽しいものだったため、もう一度中国へ留学に行きたいという思いが強くあったからです。本当は3年次編入がしたいと思っていましたが、奨学金を借りている身だったため、早く働いて返したいという思いがあり、交換留学で学費もかからず新卒という扱いで卒業が出来る1年休学を選択しました。

 結果として、コロナウイルスの蔓延により約5ヶ月間で留学が終わり、授業を受けた期間は3ヶ月留学とほぼ変わらないくらいでしたが、行ってよかったと思っています。帰国後、HSK5級を受験し目標点を超えることができ、留学での成長も感じられ、さらに3ヶ月留学では行けなかった上海ディズニー(右上)や、杭州旅行(左下)など、通っていた安徽省黄山市以外の都市を訪れたりと新たな体験が出来ました。

帰国後何をしたか

また、帰国後は復学期間まで実家で家事をして過ごしました。母親に代わり、洗濯、掃除、買い物から晩御飯の調理までしました。その分、母は家のことを気にせずに仕事が出来ると、とても感謝され嬉しかったです。中国語検定に向けて勉強をしたり、就職活動をしたり、いずれ親元を離れて一人暮らしをしていく予定のため、その練習準備ができ、休学中の期間を有効に活用できたのではないかと思います。この休学期間中無事に内定も頂きました。しばらくは実家から通い奨学金を返していこうと考えています。

まとめ

最後に、この休学期間中の予定はコロナウイルスにより大幅に変わってしまいましたが、休学してよかったと感じています。留学、家事手伝い、就職活動をする中で、1年かけて「自分自身を見つめ直す」良い期間だったのではないかと考えます。一旦就職するとこのような時間はないと思います。1年間休学することを許し、留学中の費用を負担してくれた両親にとても感謝しています。この気持ちを忘れずに働き始めた後も何かの形で恩返ししたいです。

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