国際コミュニケーション学科 梶村祐里
私は2019年の9月から2020の1月下旬まで、中国の安徽省黄山市にある黄山大学に留学していました。中国で新型コロナウイルスが流行し出したため、私たちは留学を早めに切り上
げる決断をしました。この決断に至るまで、一緒に留学していた二人とたくさん話し合いました。留学が短くなり、少し寂しい気持ちもありましたが、このような経験はなかなか出来ないことで、それを乗り越えることができたとプラス思考で考えています。
私は一年生のときにも3ヶ月間、黄山大学に留学していました。二度目の黄山で、場所もある程度は把握できていたので、自分たちがしたいことをたくさんしました。
友達と色んな所に行きましたが、特に日本語学科の生徒の二人にはとてもお世話になりました。二人と中国語でたくさん話すことで、私の中国語レベルも上がったと思います。
この留学生活でまず、中国語は確実に上達しました。日々の授業内容もとても濃いもので、全て私の身になったと思います。そして、自ら行動するということに抵抗が無くなりまし
た。留学先で、自分から行動しないと何も変わらないと、強く思いました。助け合うことも大切ですが、時には一人で行動することで、それが自信になったと感じています。
私は卒業後、空港の保安検査員としての業務に携わる予定です。この短大生活で身につけた語学力はもちろん、これまでにたくさんの人と関わってきたことを生かしていきたいです。空港は、私が短大生になってから利用する機会が増えました。海外に行く時、最初は空港の出入国は、すごく不安でした。特に、荷物検査では、自分は大丈夫だろうか、検査場で何か言われるのではないかとビクビクしていたような気がします。今はそんな人たちを、安心させたいと思っています。空港の保安検査場は、怖いところではなくて、みなさんが安全に飛行機に乗っていただけるように、そして安心を提供する場なんだということを、私がこれから行なっていく業務を通じてお客様に感じていただけたらなと思っています。