マレーシア日本語パートナーズ参加国際交流基金

国際コミュニケーション学科 木佐貫楓

ー体験ー

 私は2020年2月4日から3月26日までマレーシアにいました。2019年5月から書類審査の準備をし、6月に1次審査合格の通知をもらい、7月22日に東京まで面接に行きました。8月に合格通知をもらい、急いで9月に間に合うように休学届を出し、11月から12月まで1カ月間大阪の研修に参加しました。研修では、主に日本語教授法はもちろんマレーシアの文化、イスラム教、マレー語を学びました。全て初めての知識ばかりで最初の週はついて行くのに必死でした。一番大変だったのはマレー語でした。ただでさえ語学習得に時間がかかるタイプの私は毎日大変でした。スキットをしたり、日常生活や授業で使えるマレー語を覚えました。

 2月4日クアラルンプールに行き、2週間ほどホテルで研修がありました。派遣校の先生と顔合わせをしたり、マレーシア大使館に行きました。休みの日には観光地に出かけました。イスラム教のモスク、ヒンドゥー教のバトゥケイブやマーケットに連れて行ってもらってドリアンを食べたりバジュクロンを見に行ったりしました。

2月18日に派遣校のあるジョホールバルにいき、次の日から学校が始まりました。1年生~3年生は日本語が必須で、4年生と5年生は選択科目になります。週に各組2時間ずつの授業でした。

アニメが好きな生徒が多く、「鬼滅の刃」、「ハイキュー」、「僕のヒーローアカデミア」は特に人気がありました。最新のアニメがこんなにも早く海外の子供たちに浸透していることを知って驚きました。アニメが好きな児童にはアニメで使われている単語を使って話したり、アニメの主題歌を一緒に歌ったりしました。

 K-POPが好きな生徒も多く、生徒からよく「先生はBTSは誰が好きですか?」と聞かれました。BTSについては何もわからないので逆に聞き返し、好きな理由やどの曲がおすすめなのか日本語で答えてもらっていました。J-POPを聞く生徒はなかなかいませんでしたが、RADWIMPSが好きな生徒と話したときは嬉しかったです。

 日本文化紹介では「花見」について触れ、花の折り紙を作り壁に描いた木に貼ってもらったり、白玉団子を作って食べたりしました。白玉粉がなく先生たちとスーパーを探し回って代用品を見つけたのもまたいい思い出です。

 部活動では「よさこいとよさこいソーラン部」があり、とても力をいれていました。大会に出演するため、太鼓や衣装、旗も準備し、みんな一生懸命練習ました。コロナのせいで大会は中止になってしまいましたが、スポーツデイの時、全学年の前でパフォーマンスすることが出来てみんな嬉しそうでした。

ー気づいたこと、学んだことー

・宗教が違うマレーシアの児童同士がどのようにお互いを尊敬しあって生活しているかを知ることが出来ました。マレーシアにいかなければこんなにもイスラム教に触れることもなく、宗教についての理解度もここまで深くなることはなかったんだろうと思います。

 ・人生の中でマレーシア語を学習する機会を得ることができ、学んだマレー語をすぐに活用出来るという環境に恵まれたことに感謝しています。

 ・また、初めての一人暮らしがマレーシアだったこともあり、慣れない土地で生活する術を得ることも出来ました。

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