留学 国際コミュニケーションコース 地域共生学科

韓国留学:平山奈緒

国際コミュニケーション学科 平山奈緒

今回は2回目の韓国留学で釜山外国語大学に行きました。入国してから2週間の隔離を経験しました。更に隔離の間に日韓互いに入国制限を厳しくされ、大変な留学のスタートでした。実際に学校も2週間遅れで始まり、授業もオンライン授業でした。3月の中旬は韓国でもまだコロナウイルスが広まっていましたが、釜山はそこまで感染者が出ておらず、気軽に出かけられる程ではありませんでしたが、外でご飯を食べたり、遊びに行くことは可能だったので不幸中の幸いでした。

 オンライン授業がずっと続き、大学に通うことができず、大学の寮にも韓国人がおらず留学生ばかりいたのでなかなか韓国人の友達ができず、それがすごく残念でした。もともと日本語学部に所属し、一緒に授業を受ける中で友達をつくり共に語学を伸ばしたいと思っていたため、大学に行き授業を受ける機会がなくなったのが、一番辛かったです。

 しばらくそのような状況が続きましたが、このまま留学を終えたくなかったのでオンラインで一緒に授業を受けている韓国人学生に連絡を取り、友だちを作ることができました。その子と一緒に出かけたり、ご飯を食べに行ったりできたことがすごく思い出として残っています。二人で会うときは日本語と韓国語をお互いに混ぜながら話すことでとても力を伸ばすことができたと思います。分からない言い回しなども気軽に聞くことができたので良かったです。

 今回の留学では大学に通う機会がほとんどなく、思うように学ぶことはできませんでしたが、ある意味違った意味で記憶に残る留学になったと思います。実際に大学に通わずオンラインで授業することによって空き時間が増え、でかける時間を多く作れたので悔いなく遊ぶこともできました。韓国で初めて美容室に行ってみたり、ネイルサロンにも挑戦しました。自分の実力がどこまでなのかを知る機会にもなったし、思っていたよりも店員さんと普通に会話ができたので自分の成長を感じることができ自信にもつながりました。韓国人の友だちはあまりできませんでしたが、自分と同じように日本から来た留学生と親しくする機会が増え、同じ日本人としての違う考え方や価値観を感じて刺激を受けることができました。

 自分が思い描いた留学とは違う形になってしまいましたが、自分なりに充実した留学になるよう努力できたと思います。約4ヶ月という短い留学期間ではありますが今回経験したことすべてを今後に活かすことができると思います。今は早くコロナが終息し、また気軽に韓国に行けるような平和な毎日に戻ることを願います。それまでに内定をもらい、就職できるように頑張ります。

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