留学 国際コミュニケーションコース 地域共生学科

韓国留学:岩永千穂

国際コミュニケーション学科 岩永千穂

2019年8月末から12月24日まで韓国、大田市にある培材大学に留学をしました。韓国に到着した次の日に、レベル分けのためのテストが行われました。テストでは、単語や、敬語を知っているかという内容で、分からない問題も多かったです。自分の実力にあったクラスに分けられ、そのクラスでは、中国、メキシコ、サウジアラビアなどの国からの留学生と一緒に授業を受けました。授業は月曜日から金曜日の午前中に3コマありました。授業はすべて韓国語で行われます。先生がわかりやすく簡単な言葉を使ってくださいました。授業内容は、単語の勉強や、文法の練習、韓国語能力試(TOPIK)の問題を解いたりしました。最初は授業についていけるのか不安がありましたが、だんだんと先生の言っていることもしっかり理解できるようになりました。

毎週週末になると、日記を書く課題がありました。週末の出来事を自分の知っている言葉、文法を使って書き、週明けに提出して先生が添削してくださいました。私は日記を書いたり、文章を書いたりするのが苦手だったけど、毎週日記を書いたり、授業で作文の練習するうちにどういう風に書けばいいかわかるようになり、日記もすらすらと書けるようになりました。授業が始まる前にスピーチをする時間があって、1日2人ずつに分けて、その時ごとのお題に合わせてスピーチをしなければなりませんでした。私は自分の発音に自信がなく、クラスメイトに自分の言葉が通じるのか不安でした。でも、みんなしっかりと話を聞いてくれて、それがとても嬉しかったです。テストは、先生からの質問に答えたり、クラスメイトとペアになり、お題に合わせてストーリーを考えて、先生の前で発表をするという内容でした。ペアでの発表では、中国人のクラスメートとペアになって、テスト前に寮や、寮近くのカフェで会って、打ち合わせをしました。お互いが理解できる言葉が韓国語のみだったので、どうすればうまく伝えることができるか、考えながら話し合いをしました。こういうことを通じて、ほかの留学生たちと仲良くなることができました。授業以外に韓国人の学生2人が日本人数名に韓国語を教えてくれるSTUDYというものがありました。私たちのグループでは、一緒にご飯を食べに行ったり、図書館で話をしながら、話す力を伸ばしていきました。私が個人的に仲良くなった韓国の方は、日本語の勉強もしていなくて、日本語が全然わからない人でした。その人とはすべて韓国語で会話をしました。たくさん話をしたくて、単語の練習をしたり、よく使う言葉は発音の練習をしました。一緒にカフェに行ったりしてとても楽しかったです。また、休日には友達とショッピングをしたり、カフェに行ったり、ソウルに遊びに行ったりもしました。日本人の友達と一緒にいることが多かったですが、その他は全部韓国語を自分が話さないといけない状態だったので、聞き取る力、話す力が伸びました。

今まで韓国に行くことはあっても旅行で行くだけだったけど、今回の留学では韓国の伝統に触れることができたり、たくさんの人と交流することができて、多くの経験ができました。今回の留学を通して自分の韓国語の実力を知ることができたし、もっと上達させたいという気持ちが大きくなりました。

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