ギャップイヤー 国際コミュニケーションコース 地域共生学科

ワーキングホリデー:山口羽未

国際コミュニケーション学科 山口羽未

2019年9月から2020年10月まで、ワーキングホリデービザを利用して、ニュージーランドへ、語学留学とホテル有給インターンシップに行ってきました。
まず4週間、現地のワイカト・インスティチュート・オブ・エデュケーションに通いました。その間、現地の原住民族マオリの方の家庭にホームステイしました。まず、ニュージーランドにきて印象に残った事は、とても多国籍な国ということです。私のイメージでは白人の方ばかりと思っていましたが、実際はニュージーランドの原住民族のマオリの方が半分以上で、白人の方は少なく、インドの方がとても多かったです。最初の2週間、語学学校では5段階レベルクラスの2にいました。初日のテストの時、私と韓国1人、中国1人が入学しましたが、2人とも最高クラスのレベル5でした。待ち合い室でテストの結果を待っている間、私達3人は自分達の国のことについて話しました。その時にそんなに年が変わらない3人なのに、ここまで自分がついていけないものかと、悲しくなりました。今まで高校、短大と英語の成績は悪い方ではなく、むしろそれなりに満足していましたので、「井の中の蛙大海を知らず」といった感じで、今まで他国の方の英語力と自分の英語力を比較することすら考えて無かったので、自分は今まで何をしてきたのだろうと、落ち込んでしまいました。


レベル2のクラスには同じ歳の日本人の男性と、一つ下の年齢の女性達が3人いました。日本人が多かったので、日本語でばかり話してしまわないか不安でしたが、日本語を話すたびに百円、他の子に払うというルールを作っていたので、全員英語で話しました。クラスには馴染めたのですが、少しホームシックになりつつありました。そんな中、自由スペースのベンチに座っていると、他のクラスのイラン人の女性が声をかけてくれました。Are you all right? You look bit sad. のように話しかけてくれました。いざ海外に来た不安と全てが初めての体験で親元を離れたのも初めてだったので、落ち込んでるように見えたのでしょう。私は自分の気持ちを彼女に聞いてもらいました。彼女とは、留学後もメッセージ交換するようなとても親しい友達になりました。
4週間後、私はロトルアにあるリゾートホテルでハウスキーパーとして、3月まで働きました。最初の3ヶ月間は全くと言っていいほどネイティブの話す英語がわかりませんでした。
でも、優しい方々はどうにかして私とコミュニケーションを取ろうと、わかりやすく、ゆっくり話してくれました。ハウスキーピーング自体もとても大変でしたが、やっぱり言語が、伝わらない、理解できないことが日々私の悩みでした。しかし、頑張って勉強した甲斐もあり、徐々に耳も慣れていきました。なりより、1人で留学して来た外国人の私に優しく接してくれる現地の同僚、同じ部屋のルームメイトのおかげで、大変な時を乗り越えることができました。コロナの影響でお世話になった皆さんに、ちゃんとお礼を言えないまま帰ってきたのが後悔です。今も連絡をとっている同僚とは、「日本に来たら私がガイドしてあげるからね!」と約束しています。
私の今後の目標は、このままずっと英語の勉強を続けることと、もっともっと世界を見て、経験をつむために、オーストラリアやカナダにもワーホリに行こうと思っています。今回の留学で1番痛感したことは私の英語力不足でした。そこを根本から見直し、スムーズにコニュニケーションが取れるようになって、また留学したいです。

コメントを残す